ウォータープルーフ

waterproof /沼尻つた子

2018年9月・塔東京平日歌会

こんにちは。 8月の塔全国大会以来、結社誌をしっかり読み、参加した歌会やイベントで得たことも ブログに記しておこうと決めたのですが……。 更新が進まないまま塔9月号が届いてしまい、明日は東京歌会。 慌てて書いています。 さて、平成30年の9月5日、塔…

9月7日

2018年の9月7日が来ました。 私の父の祥月命日、そして私の第一歌集『ウォータープルーフ』の発行日です。 父が亡くなってから10年、歌集上梓から2年が経ちました。 多くを失い、また得た日です。 たくさんの方々に御助力をいただき、いまも助けられ…

「塔」2018年8月号より②(作品2・若葉集)

前回の続きです。 ★ しようって言われて手を繋いだ国道 地図 伊能忠敬寂しかったですか /多田なの モノクロの鉄腕アトムのラストシーンみたいに君へまっすぐまっすぐ /太田愛葉 社会からすこしづつ浮く僕たちがいつか月までゆくものがたり /宮本背水 この…

「塔」2018年8月号より①(月集・新樹集・作品1)

またもご無沙汰いたしました。 なんとか生きております。 8/18.19と、塔短歌会全国大会in浜松に参加しました。 一年ぶりに各地の会員の皆さんとお会いできて、 月々の結社誌をもっとしっかり読もう、と決めまして。 そこで、今月の「塔」から、数を決めずピ…

何かを書きました

大変ご無沙汰しております。 あいかわらず慌ただしい日々です。 すこし時間が出来たので、noteというものを書きました。 「水没ブリヂストン」いう小文です。よかったらお読みください。 https://note.mu/tsutanuma 以前、ワークショップ参加時につくった 「…

『お願い鈴木と呼ばないで』のご案内

こんにちは、沼尻です。 沼尻ですが、鈴木です。 本日は「鈴木歌会」をご紹介いたします。 (これは先日歌友と食べた、鱸のなんたらかんたらイタリアン) さて「鈴木歌会」とは、鈴木麦太朗さん(未来短歌会)が中心となり、 筆名または本名に「鈴木」を持つ…

『ウォータープルーフ』批評会御礼

去る2017年5月20日(土)池袋にて第一歌集『ウォータープルーフ』 批評会を、「ロクロクの会」企画・進行で開催して頂きました。 60名近い方のご参加を賜り、レジュメ、パネルディスカッション、会場発言、 そして二次会での皆様からのコメントまで、たいへ…

『桜前線開架宣言』書評

こんにちは。 4月もなかば、私の住む関東では、桜が満開です。 春の雨や風を受けてもなお、まだまだ美しく咲いています。 自宅近くの画像です。 そこで、思い出した一冊があります。 山田航(やまだ・わたる)編著『桜前線開架宣言』です。 紀伊國屋書店新宿本…

『ウォータープルーフ』批評会のお知らせ

【お席あります】 このたび、沼尻つた子第一歌集『ウォータープルーフ』(青磁社)の 批評会兼出版記念会をひらいていただくこととなりました。 日 時 5月20日(土)13:00〜17:00 パネリスト 高木佳子さん(潮音) 内山晶太さん(短歌人) 小原奈実さん…

第一歌集『ウォータープルーフ』

ご無沙汰しております。 このたび、沼尻つた子の第一歌集 『ウォータープルーフ』を青磁社より上梓いたしました。 発行日は2016年9月7日、私の父の祥月命日です。 作歌をはじめて10年間の作品をまとめました。 200頁、404首を収録です。 タイトルは…

べべさん

こんにちは。 やる気元気根気があるうちに更新しておきます。 去年から、歌会や勉強会など短歌関係の集まりには なるべく和装で出かけています。 以前よりきものを着る暮らしに憧れてはいたのですが、 自装(自分で着付けをすること)となると、生来の不器用…

選者のいる歌会・いない歌会

こんにちは。 2月は慌ただしく、更新の間が空いてしまいました。 アクセスを見ますと、毎日ちょこちょこ覗いてくださる方々もいらして、 感謝しております。また時間をみつけて書いていきたいと思います。 よかったらおつきあいください。 さて、2月21日は「…

皆で読む・時を経て読む <ゼクエンツより>

Twitter上で、1月24日のつぶやきのひとつが目に入りました。 *************************************** はま松さん@濱松哲朗 ‏@symphonycogito 木管の一人にたのむ そこ切つてください、ロマン派ではないので ふれが…

笹井宏之さんのこと

短歌をはじめてから、私の交友関係は何倍・何十倍にもひろがりました。 インターネットの力もあって地域や年齢や性別を越えた知己ができ、 とてもうれしく思っています。 しかし、友人知人が多くなるとは、訃報に接する機会も増えるということです。 きょう…

大雪根雪万年雪(塔・茨城歌会参加記)

昨日18日、私の住む埼玉は大雪に見舞われました。 15cmほど積もったでしょうか。おおゆき、というと北国住まいのかたに笑われそう。 本日は陽射しが良く、だいぶ溶けてきています。 さて気が付けば一週間以上前になってしまいましたが、 1月12日に、…

超結社歌会と、所属について

1月9日は月に一度の「ロクロクの会」へ行ってまいりました。 昨年6月6日に発足した歌会で、30〜40代の女性十数人から成っています。 ちなみにこの日に習い事を始めると、上達するという言い伝えがあるそうです。 (6歳の何倍にもなっている私たちではありま…

「塔」誌の初校について

昨日1/8は塔の結社誌の初校日で、またも浅草橋へ行ってきました。 (撮ったはいいが使いどころがなかった画像) で、校正というものをご紹介したいので、2015年の塔4月号掲載の 「東京初校レポ―ト」を転記いたします。 てっ手抜き記事じゃないですよ!手抜い…

塔東京平日歌会(2016年1月)

1月6日、今年はじめての歌会へ参加してきました。 東京の中央区で毎月第一水曜、定期的に開かれている歌会で、 私は塔に入会後に参加して断続的にほぼ10年、 ここ5、6年はだいたい毎月出席しているように思います。 でも年々記憶が曖昧になるので、blogに残…

「うたの日」について

うたの日というサイトがあります。 2014年4月1日に開設され、オンライン上の歌会が毎日開催されています。 ネット環境があれば誰でも簡単に参加できる、大変ゆきとどいたシステムです。 毎日、数十~100名近い参加者で賑わっています。 運営は「のの」さん…

塔短歌会への入会

塔短歌会への入会申込は、2006年の9月頃に行いました。会費振り込み等の手続き後、同年11月号の「新入会員紹介」欄に名前が載り、月詠(毎月提出する短歌作品)の掲載は12月号からでした。塔誌は一般の雑誌のように月を先取りせず、11月号なら11月に発行さ…

ごあいさつ

こんにちは。沼尻つた子と申します。短歌をつくっています。 2005年から短歌をはじめました。2006年から結社の「塔短歌会」に所属し、今年で10年です。1971年・昭和46年亥年女性歌人限定「牡丹の会」の同人誌「ないがしろ」、射手座歌人ネットプリント「半人…